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2020/12/07 (Mon)

今後の活動についての大切なお知らせ。

いつもAzamiの事を好きでいてくれる皆さん、関係者の皆さんへ、今日は今後の活動についての大切なお知らせがございます。


・2020年12月4日

下北沢Shelter


・2020年12月21日

渋谷EGG MAN


・2021年1月10日

下北沢Flowers Loft


・2021年1月23日

渋谷CYCLONE&GARRET


・2021年2月27日

越谷EASY GOINGS


現状決まっている上記5本のライブをもちまして、

ボーカリストである三浦詩音がAzamiを脱退する事となりました。


12/4の下北沢は所属MAD TRIP TRAXのレーベルイベント。

12/21の渋谷はAzamiの結成にも関わる恩人のイベント。

1/23,2/27はAzamiの自主企画「薊の花も一盛り」。

1月は仲間達を呼んで、2月はワンマンでの開催です。

各公演の詳細及びチケット情報はスケジュールよりご確認下さい。


この5人でのAzamiは残りわずかですがライブに足を運んでくれたら嬉しいです。


以下、三浦詩音とメンバーを代表して関普円のコメントです。


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日頃からAzamiを応援してくれている君へ。


私三浦詩音は2021年2月を以てAzamiを脱退します。

メンバーとしっかり話し合った結果、この形に至りました。


理由よりも、

まず初めに伝えたい事は、

ここに至るまでに出逢ってくれた仲間、

ライブハウス関係者の皆様、

MADTRIPTRAXの皆、

沢山遊んで寄り添ってくれた君

そしてメンバーへの感謝の気持ちです。

本当にありがとうございます。


※ここからの文章はちゃんと想いを伝えるためにいつもの感じで書かせてもらいます。


脱退の理由としては、最終的にはやっぱり方向性の違いってやつなんだと思う。

よくあるやつなのかもしれないけれど、俺らとしては真っ当な理由。

進んで行きたい先も、立ちたいと思っているステージも同じだったんだけど、

俺と他のメンバーとは立ち方というか進んでいった先の自分達の在り方のイメージが違ってたんだよね。

それに関して随分と長い事話合ってきた。

けれど、何度も何度も話し合った上でお互い納得が出来なかったから

今回俺が脱退をするという形をみんなで話し合って決めました。

正直、辞めたくねえなぁって思ってた時期もあったけれど

今は全くそういう風には考えてなくて理解して納得もしてる。

だし、より前に進んで行きたいと思ってる。

これも伝えておきたいんだけど、決してNINJA PUBLICやソロの九芍を始めたから

という理由ではないので理解しておいてくれたら嬉しい。



ここに至るまで、勿論ぶつかったし嫌になった事もあった。

ありえないくらい一人で落ち込んで悲しくなったり怒ったりしていた事もあった。

けれどそんなのは人としてあって当たり前な訳で隠すつもりも美化するつもりも全くない。

きっと他の四人もそうだと思う。

隠して綺麗な形をとったフリをする方が気持ちが悪いし。俺達らしくない。

だから一応こういう部分も包み隠さず書いています。


でも今はそういう気持ちはやっぱり全くなくて、

愛が確かにある上での別れだなと心から思ってる。

辿り着くまでに時間はかかってしまったけれどね。

理由とか経緯を説明するのであれば、こんな感じです。

あと、本当にプライベートな事を書くとするのであれば

小学生の頃から連れ添ってきた友人二人が

今年の梅雨あたりに入って立て続けに亡くなったりした事も大きかったのかもしれない。

あの時丁度俺自身も迷いに迷っていたのだけれど、

その出来事がきっかけで、改めて自分の目に映る世界を自分の意思で動かして自分で生ききるという事の大切さを再確認したんだ。

とっても悲しくて寂しい出来事だったけれど、なんだかあの二人がお前はちゃんと生きてくれよって背中を押してくれたような気がする。

うん、そんな感じです。


今はとっても清々しい気持ちだよ。

まだこれを見ている君もすぐには難しいかもしれないけれど、

どうか理解をしてくれたら嬉しいな。



考えてもみればAzamiを始めて約8年、

普円さんと智伸に声を掛けてもらって

10代の頃から無我夢中でやってきた。

後からこうちゃん、そして大夢も加入して、

現体制のAzamiで駆け回ってきた。

文章では説明しきれない程色んな出来事があったんだ。


沢山手にして、沢山失った。

けれどちゃんと残ったものも沢山ある。

傷も愛も涙も怒りも優しさもそれ以外も

全部ちゃんと溢れている8年だった。

見てきたもの、感じてきた事、受け取った言葉も

この血になって、確かにこの身体に流れてる。

それが愛おしくてたまらないよ。


この先、俺と他の四人は別々の道を歩んでいくけれど

どちらも気にかけてやってくれたら本当に嬉しい。

きっと素敵な方向に進んでいくと思っているから。



美しい夜を何度も何度も超えて、ここまで辿り着いたけれど

まだまだ過程でしかなくて、最後に呼吸をするその時まで

俺そして普円さん、智伸、航ちゃん、大夢の音は鳴り止まないよ。

生き続けるんだ。最後の最後まで。

生きてさえいれば、どんな形だとしてもまたどこかで巡り逢えるから。

それを心から願ってる。


どうか君も、どんな形でも良いから、不格好でも良いから

君らしくありのままで素敵に生きていて欲しい。

また巡り会おうね。


本当に約8年間お世話になりました。

出会ってくれてありがとう。

遊んでくれてありがとう。

愛してくれてありがとう。



俺自身音楽を辞めるつもりは全くないので、

これからもよろしくと言わせてください。

必ずまた会いにいくから、会いにきて欲しい。



さて、今日の日はさようなら。


またこの世界のどこかで生きて会いましょう。


Azami Vo./三浦詩音


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思えば三浦詩音と言うボーカリストに、人に、とてもAzamiは助けられていた。

ずっと音楽が、ライブがかっこよければ他は何もいらないし関係無いと思っていたし、

それさえ良ければ自ずと結果はついてくると思っていた。

でも今回詩音くんの脱退が決まり、色んな人と話したり色んなことを思い返していく中でそれだけでは無いことや、詩音くんがAzamiにどれほどの貢献をしてくれていたのかと言うことを痛感した。


沢山ぶつかったしお互いに対して不満を抱える事もあった。

それでも今このコメントを書いてる最中や、最後のライブに向けての準備やフライヤーを作りながら、「三浦詩音のAzamiとしての最後」の文字を自分で打ち込んでいく中でやっぱり無かったことにならないだろうか、やり直しはきかないだろうかと考えてしまう自分が正直居る。


でもその感情はきっと間違いで、今まで積み重ねてきたことが崩れ落ちてしまう事や、全く見通しのつかない未来に自分がただただ怖がっているだけなんだと思う。


自分で決めた事なのに。


その時に自分の事が凄く卑怯だし自分勝手だし惨めだなって感じた。

だからこそ「この5人でずっと続けられたら…」とか、「こうなったらいいな…」が全て叶うような予定調和な人生よりも、どんなに予定通りに物事が進まなくてもその時その時で自分にとって最適な判断を下してどんな困難がやって来ても立ち向かえる人生を歩んで行こうと思えた。ある意味でそう思えるきっかけをくれた詩音くんに最大限の感謝を伝えたい。ありがとう。


俺らは今まで詩音くんがAzamiの顔として1人で背負ってきてくれていたものをちゃんと残る4人でも背負えるように頑張るし、詩音くんにも今まで俺ら4人が気付けなかった新しい可能性を皆に見せれるように頑張って欲しい。

心の底からそう思ってる。そう願ってる。


詩音くんの事を、詩音くんのいるAzamiの事を好きでいてくれる皆には申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、俺は俺の理想とするAzamiを追求してそれを魅せるのが自分にとっての皆に対する筋だと思うので、どうか俺達の選択を理解はしなくてもいいから受け止めてくれればなって思います。


長くなってはしまいましたが、今回発表した2月のワンマンまでは今まで通りの


三浦詩音

関普円

中川智伸

加藤航

河野大夢


の5人で「Azami」なので最後までどうぞよろしくお願いします。


それと、一応言うと今後の活動に関しても2月までは今のAzamiに全身全霊を注ぐので、2月以降の活動に関しては2月以降に考えて何かしらの形で発表します。解散はしません。



皆今まで本当にありがとう。


願わくはこれからもよろしくお願いします。



p.s.

全国各地の皆、今の5人でライブするのは今回で最後なのに直接今の5人で会いに行けなくて本当にごめんね。

しょうがないの言葉では片付けたくないけど、今の世の中の事や最後に向けての準備等考えると最後にこの5人でツアーを周る余裕が無かったです。本当にごめんなさい。

その場所に行けば会いに来てくれるみんなの存在が支えでした。

本当にありがとう。

また会う事が出来たら俺はとても幸せです。



最後まで読んでくれてありがとう。



Azami

Gt/Cho

関普円

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